『子供 トイレトレーニング 練習』
【はじめに】
育児をする中で避けては通れない、幼児期の最難関
ミッションともいえるのが『トイレトレーニング』
ではないでしょうか?
私も現在4歳と7歳になる子供を育てていますが、
トイレトレーニングには非常に苦戦しましたし、
子供と一緒に泣いたり怒ったり喜んだりした日々の
ことはずっと忘れないと思います。
今でこそそんなふうに懐かしく思い返せますが、
当時は本当に必死で、「本当にオムツが外れる日が
来るのだろうか…」と途方に暮れていました。
でも、ちゃんとオムツを卒業する日はやってきます!
この記事を読んでいただいて、
「トイレトレーニング、なんとかなりそう!」
「へぇ~、こんな考え方もアリかぁ」
など、少しでもあなたの気持ちが軽くなって、
ゆったりと余裕をもってお子さんと過ごせて
もらえたら嬉しいです!
【トイレトレーニングに、正解ってあるの?】
トイレトレーニングと一口に言っても、
いろんな方法があると思います。
例えばトイレトレーニング時に使うパンツも、
布製で何重にもなっている、いわゆる
「トレーニングパンツ」や
「トイレトレーニング用オムツ」、
多層や防水になっていない普通のパンツ…
どのアイテムを使うかも迷いますよね。
トイレに連れていくタイミングや子供への
声掛けの仕方なんかも様々ですし、日中と夜間では
また方法も異なってくるかと思います。
どのアイテムを使ってどんな方法をとっても、
間違いなんかじゃありません!
ただ、この記事を読んでくださっているあなたには
きっと「トイレトレーニングを頑張ろう」という
思いがあるはずで、せっかくならあまり遠回りは
したくないと思いますし、少しでも早くオムツが
外れて親子で喜び合いたいですよね。
ここでは、私が実際に試してきた方法をご紹介
していきますが、同じ方法でも人によって
合う・合わないがあると思いますので、ご自身や
お子さんの性格・ライフスタイルなどに合わせて、
取り入れやすい方法を試してみてください!
【始める時期は?季節は関係ある?】
私がトイレトレーニングを始めるぞ!と
決めたのは、子供が2歳の誕生日を迎えた
あたりのことでした。
何歳から始めるかは、お子さんそれぞれの
成長・発達具合で様子を見て決めていけば
いいと思います(ちなみにうちの子はお喋りに
ついては比較的ゆっくりさんでしたが、
こちらの言っていることは理解している様子が
あり、試しにトイレに座らせて見た時に特に
拒否するような感じではなかったので、
2歳で始めることにしました)。
また、トレーニングで失敗して衣服が濡れても
寒くないし、洗濯物も乾きやすい夏の時期は
トイレトレーニング開始に最適だという話を
聞いたことがあったので、ちょうど夏生まれの
わが子にはぴったりだと思って夏スタートに
決めました。
実際、夏にトイレトレーニングを始めた
それは正解だったと私は感じています。
うちの子は最初のうちは本当によく失敗を
しましたし、1日に履き替えるパンツの枚数は
多い時で4~5枚ほどになりました。
パンツだけならまだいいのですが洋服も濡れて
しまうので、これが洗濯物の乾きにくい冬場だと
なかなか大変だったと思います。
それから、失敗してしまうと床の拭き掃除も
しなければいけないのですが、これも冬場の寒い
時期だと水が冷たくてツライですよね。
同じ回数、同じ失敗をされても、掃除や洗濯は
負担が大きい状況だとそれだけで精神的にも
かなりダメージを受けてしまい、子供にも優しく
なれなかったり…
トイレトレーニングを少しでもストレスなく
乗り切るためにも、特別な事情がない限り、
夏にスタートするのをオススメします!
【どんなパンツを使えばいい?】
次に、トイレトレーニングに使うアイテムに
ついてですが、これはお漏らしをしてしまった
時にお子さんがどれぐらい敏感に不快に
感じるかで変わってくると思います。
少しでもパンツが濡れるのを不快に感じて
すぐに教えてくれるタイプのお子さんなら、
トレーニングパンツを履かせると服まで
濡れるのを防いでくれますし、床も濡れずに
掃除の手間が省けますね。
しかし、いろんな子がいます。
何層にもなっているトレーニングパンツでは
漏れてしまったことに全然気が付かず、
何食わぬ顔でお遊びを続ける鈍感さん
(よく言えば神経質じゃなく生きやすいタイプ
なのかも…笑)の場合はどうしましょうか。
実際、我が子はこのタイプでした。
まず6層タイプのトレーニングパンツでは、
その吸収力の優秀さゆえに、お漏らしに全く
気付いていませんでした。
「おしっこが出た」という感覚がイマイチ
わかっていなかったのかもしれませんね。
次に少し層を少なくして、4層タイプの
トレーニングパンツでも同じように試して
みましたが、これまた撃沈。
4層タイプのものだと場合によっては服や床も
濡れてしまうのですが、それでも本人は
あまりピンときている感じではありませんでした。
何度かトレーニングパンツで試してみましたが、
失敗の連続ですぐにトレーニングパンツが
底を尽きてしまいました。
ちなみに私はトイレトレーニングを始めるには
6層タイプのトレーニングパンツを2着、
4層タイプのトレーニングパンツを3着用意して
いました。
さて、トレーニングパンツでなかなか思うように
いかなかったので、最終手段として普通の
パンツを履かせてみました。
これがうちの子にとっては大正解でした。
お漏らししてしまうとすぐに足元に水たまりが
でき、「あっ」と気が付き、教えてくれるように
なりました。
普通のパンツであれば生地も薄いので洗濯も
しやすく、ストックを購入するにしても
トレーニングパンツよりリーズナブルな点も
いいなと思いました。
こんな感じで、我が家は早々にトレーニング
パンツでのトレーニングから、普通のパンツでの
トレーニングにシフトチェンジしました。
ただし、外出時やお昼寝などの時に
トレーニングパンツも使っていましたので
無駄になることもなかったですし、やはり
試してみないとわからないこともあります。
まずは数枚だけトレーニングパンツを用意して
お子さんの様子を見てみるのがいいかなと思います。
【どんなふうにトレーニングするの?】
いよいよ「トイレトレーニングの進め方」です。
これはまだ事前に尿意を伝えることは難しい、
という段階のお子さん向けの話になりますが、
最初は時間排泄でいいと思います。
保育園や幼稚園などでもよくされている方法
かと思いますが、1時間や2時間おきなど
決まった間隔でトイレに連れていく
出たらその時間を記録
記録する用紙に、お子さんにシールなどを
貼らせてあげるとやる気にもつながりますよね。
数日間記録を続けていくとお子さんの排泄の
タイミングがつかめてくるかと思うので
だんだんとそれがわかってきた頃に、一旦
時間ごとに機械的にトイレへ連れて行くのを
ストップします。
そして、いつもならそろそろおしっこが出る
ころだな、という時間になったらお子さんの
様子を少し離れたところからじーっと観察して
みましょう。
ソワソワしたりモジモジしたり、何かアクションを起こす
そのアクションを見つけたらチャンス!
すかさずトイレへ連れていきましょう。
少し根気はいりますが、このチャンスをぜひ
見逃さないように気を付けてお子さんに
成功体験をたくさん積ませてあげましょう!
そして、
「今モジモジしてたよね?それはおしっこが
したかったからだよ。トイレに座ったら
ちゃんと出たね!えらかったね!!」と、
一連の流れをわかりやすく言葉にしておしえて
あげると、お子さんも
「あぁ、さっきのムズムズ、モジモジしたくなる
感じがおしっこなのかな?」
とわかってくれると思います。
これを繰り返していくうちに、だんだんとお子さんも
その感覚に気付いて、事前に「トイレに行きたい!」と
教えてくれるようになるはずです!
これだけ読んでいるとすごくスムーズにいく
ような気がしてくると思いますが、こればかりは
本当に個人差があります。
トレーニングを始めてから1週間でオムツが外れる子もいる
いろいろと挫折と中断を
繰り返しながら1~2年かかる子もいます。
時には親の私たちのほうが疲れてしまい、
「もういいや…しばらくオムツでも構わないわ」
と思う時もあるでしょう。
正直なところ、それでいいと思います。
お子さんのやる気やタイミングを大切にして
あげるのはもちろん素晴らしいことなんですが、
私たち親の仕事はトイレトレーニングだけでは
ありません。
1日中そればかりやっているわけにもいかない
ですし、しんどい時だってあって当たり前です。
つらい時には無理をせず少し休憩して、そして
また出来そうなときに再開すればOKです。
【まとめ】
最後に、私自身の体験から1番の反省点を
お伝えしておきたいと思います。
それは、
「トイレトレーニング中、子供に怒りすぎたな」
ということです。
この世に生まれてまだ数年の子に、お漏らしを
してしまったという理由だけでよくあんなに
毎日毎日きつく怒ってしまっていたものだと、
今となっては本当に子供にかわいそうなことを
したと感じます。
怒ってトイレトレーニングがうまくいくなら
ともかく、怒っても何も変わりません。
むしろ怒ると自分が疲れるだけです。
それなら笑顔で、とまでは難しくてもできる限り
「無」になって乗り切りましょう!
「明るく励まさなきゃ!」とか、
「やる気の出る声掛けをしよう!」などと
ポジティブな姿勢はとても素敵ですが、
無理をしたり頑張りすぎる必要はありません。
この記事を読んでくださっているあなたが、
無理なくトイレトレーニングを進められる
ことを願っています!